札幌の小・中学校では冬休みが終わると、スキー学習が始まります。スキー学習はどこへ行って、どんなことをするのか気になりますよね。
スキー学習の実際、お昼ご飯の準備、スキー学習に向けての事前練習について解説します。
スキー学習の様子や、持ち物については次の記事に詳しく解説していますのでこちらから。
▽ 札幌の小・中学校のスキー学習を解説|持ち物・購入場所は?
札幌の小・中学校のスキー学習について
どこのスキー場に行くの?
スキー学習は冬休みが終わってから、1月下旬から2月中旬までに行います。一般的に小学校の場合は、校庭で数回練習し、3年生からスキー場で2回練習します。
どこのスキー場を利用するかは、お住まいの地域によって違います。中央区のある地域は、小学校は藻岩山スキー場、中学校は札幌国際スキー場を使用しています。
西区、手稲区はサッポロテイネスキー場を利用している学校が多数あります。
藻岩山のスキー場は札幌市中心部から近く、利便性が高いことから、平日は学校からのスキー学習の子供でいっぱいです。土日休日もスキー教室の子供たちでゲレンデはあふれています。
スキー学習はレベルごとに
スキー学習は、しっかりレベルに分かれて実施します。レベルごとに(自己申告となることが多いですが)小さなグループに分かれて滑ります。
中学生であっても、初心者レベルのグループはしっかりありますので転校生も心配する必要はありません。
各グループにインストラクターや先生、保護者ボランティアがついてじっくり練習します。
スキー学習時のお昼ご飯は?
中学生はどこで?
中学生のスキー学習では、スキーロッジの中で昼食をとります。お弁当を持参しても構いませんし、ロッジのレストランのメニューから購入することもできます。
事前にメニューの希望をアンケートする場合もあります。中学生の場合は、建物の中で休めるので快適に過ごせるようです。
小学生はどこで?
いっぽう小学生はというと、ゲレンデで食事するケースが多いようです。特に藻岩山スキー場はロッジも広くはありませんし、複数の小学校がスキー学習に訪れているので、外で食事をするようです。
外っていったいどこで?と思いますよね。だいだいゲレンデの滑り終わった一番下の広いところで、それぞれの学校でかたまって食事をします。
通常のピクニックのようにビニールシートを敷いて、その上に座って食べます。薄いビニールシートを敷いても、しかなくてもお尻の寒さは同じだと思いますが、なぜか持っていくのです。
どんなお弁当を持って行く?
お弁当の中身についてですが、これは自由ですが、おにぎりなどの食べやすいものをお勧めします。お箸を使わなくても食べられるようなものがいいと思います。
スキーをしている間は温かいのですが、止まって座ると冷えてきます。気温が低い日や風のある日は手がかじかんできます。
我が家の子供達は、「身体は寒くなかったけど、とにかく手が冷たくて冷たくて、食べにくかった。」と言っていました。
スキーグラブをしたままだとうまく食事ができないので、食事の時間用に薄手の手袋を持って行くといいです。
お弁当箱はどんなものがいい?
小学校の先生から、「お弁当が凍るのでその対策が必要です。」と1年目にアドバイスをいただきました。
小学生はゲレンデでお弁当を食べるとお話ししましたが、そのお弁当が入ったかばんは、なんとゲレンデの雪の上においておくのです。
子供達が滑っている間、ずっと氷点下の雪の上でお弁当はお昼を待つわけです。その間に無残にも凍ってしまうのです。
凍ってしまうと食べられませんので、その対策が必要です。対策としては、
1 カイロを使う
2 保温ジャーのようなお弁当箱を使う
普通のお弁当箱でもカイロを使って保温すればある程度大丈夫です。お弁当箱にカイロをゴムバンドなどで巻いて使います。
我が家はお父さんが仕事にもって出かけるような、保温ジャーを購入しました。重さはあるのですが、凍る心配はありませんし大変便利でした。
▽ 購入したのはこちらのタイプ
▽ スープジャーはよりコンパクトです
スキー学習に備えてできること
スキー学習までにこれだけはできるようになりたい
スキー学習に備えて、できるようになっておいた方がいいことがあります。
1 装備の着脱
スキーウェア、スキー靴を自分で装着し、スキー板の着脱をできるようにする。
2 スキー靴を装着し、歩く
スキー靴を履いた状態で、ストックと板を持って歩けるようになっておきましょう。
歩く場面がところどころあります。
3 転んだ時に起き上がる
初心者は転ぶのは当たり前です。何度転んでも自力で起き上がれるように練習しまし
ょう。
4 リフトにのれるようになる
初めのウォームアップが終わったら、どんどんリフトにのって滑る練習をします。リ
フトに自分で乗って、降りられるように練習しておくと安心です。
スキー学習に向けての練習は
スキー学習に備えて、これだけはできるようになりたいことをお伝えしましたが、ではどこで練習ができるでしょうか?
スキー教室に行く
冬が近づくと、あちこちのスキー場がスキー教室を開催します。子供も学校から案内のチラシをたくさんもらってきます。
とにかくたくさんのスキー教室があるので選択が難しいですが、日程、お値段、利便性などを検討して決定しましょう。
日程は、土日2日間というものもあれば、冬休みの集中コースというものまで様々です。
お値段は1万円以上するスキー教室がほとんどです。1万円はお安い方だと思います。万単位で出費をするのは覚悟です。
利便性という点では、お弁当付きの教室、バスで送迎がついている教室と様々なオプションを利用できる教室があり、保護者の負担が減ります。その辺りもスキー教室選びの決め手になります。
スキー教室の良いところは、プロのインストラクターから教わるので、正しい方法を学ぶことができること。また、スキー検定で級を取得することができることもポイントです。
自分でスキー場にいってみる
スキー経験者の保護者やお友達がいるのであれば、まず行ってみることをお勧めします。準備体操をし、傾斜のないところで基礎的なことを教えたら、早速リフトを利用して練習します。
我が家の子供達はこの方法で練習しました。まず、ブーツを履くこと、板を持って歩くこと、起き上がり方、方向転換の仕方、止まり方などを教えた後に、すぐリフトにのせました。
ゲレンデの上から降りてくる姿は、まるで亀、、、でしたが慣れるより慣れろ!ですね。なんとか滑って慣れていきました。回数をこなすうちに、それなりになります。
▽ 札幌近郊スキー場まとめ
近くの公園で滑る
札幌の公園はとても充実していて、多数あります。多くの公園に、山のように盛り上がったところがあります。そこで、冬になるとソリやスキーで遊ぶことができるようになっています。
スキー場でのスキー学習前に、少し練習をしておきたい場合は公園がぴったりです。公園によっては、とても広く大きな山があるので初心者であればいい練習場になると思います。
まとめ|スキー学習に向けて準備をしよう!
札幌の小・中学生にはスキー学習があります。スキー学習は校庭とスキー場で行われます。スキー学習に向けて、お弁当の準備、事前練習で備えておけば安心です。
数少ないスキー学習がより充実したものになるように、よく備えておきたいですね。
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