世界的彫刻家イサム・ノグチが設計を手がけた『モエレ沼公園』。春の桜、夏の噴水や水遊び広場も人気ですが、冬も楽しめる公園です。
ソリ遊びとスキーの練習ができるということで、雪景色に期待しつつ行ってきました。ソリ、歩くスキー等のレンタルもあるので、手ぶらで来園しても楽しめますよ。
▽夏のモエレ沼公園についてはこちらの記事
モエレ沼公園の冬の駐車場
モエレ沼公園には駐車場が5ヶ所ありますが、冬季はP2のみ利用できます。
ガラスのピラミッドに併設されているので、とても便利です。
100台の一般車の駐車が可能です。奥に向かうとガラスのピラミッドがあります。ソリ遊びエリアがあるモエレ山もすぐ近くです。
モエレ山でソリ遊び
こちらが、モエレ山のソリ遊びエリアです。平日の午後3時頃の様子です。
はっきりと区分表示が見当たらなかったのですが、向かって右側がソリ遊びエリア。左側がスキーエリアのようです。
注意書きには、「山頂から滑ると、スピードが出て大きな事故の原因となるのでスピードを調整する」こと、「ソリエリアには、ジャンプ台、雪だるま等の造形物は作らない」とありました。
モエレ山の傾斜は2段階に分かれています。途中からとてつもなく急勾配になります。
リフトがないので自力で登るわけですが、大人でも息があがって一気には登れないほどの急斜面。
振り返ると降りる時のことが不安になる程です。
山頂に近づくと、一面の雪で覆われたモエレ沼公園が一望できるようになります。
モエレ山山頂に到着。山頂から市街地が見渡せます。
ピラミッドとモエレ沼にかかる水郷東大橋。
雲の切れ間から太陽の光が差し込んで、幻想的な美しい光景が!
光の中に立っているような感覚でした。
モエレ山には階段がありますが、駐車場と反対方向にあるので使用している人はほとんどいません。
山頂から斜面を下りるのは、正直怖いくらいの急斜面です。足を滑らせて転んでいる大人をちらほら見かけました。
安全に降りる自身がない方は、こちらの階段で手すりを使っておりることをお勧めします。
ガラスのピラミッドで暖をとる
ソリや雪遊びに疲れたら、ガラスのピラミッドで休憩しましょう。
ガラスのピラミッドへは、駐車場からの連絡通路があります。
ガラスのピラミッドのアトリウムは暖かく、広いのでゆっくりできますよ。ショップ近くには授乳室もあります。
ウィンタースポーツ用品のレンタル
ガラスのピラミッドを入ると、右手に休憩場所として利用できるアトリウム、左手にショップがあります。
冬季(1月初旬から3月初旬)は、ショップ内でウィンタースポーツ用品の貸し出しをしています。
貸出用具は4種類。10:00〜16:00まで利用可能で、最大3時間までの利用です。
● 歩くスキー(板・靴・ストックのセット)300円
● スノーシュー (スノーシュー・長靴・ストックのセット)300円
● ソリ 300円
● 長靴 200円
券売機でチケットを購入します。券売機の隣にテーブルがありますので、そこで貸出表に記入して、身分証明書を提示します。
モエレ沼公園へのアクセス・冬の営業
● 札幌中心部から車で約30分
● 新千歳空港から高速道路利用で約50分
● 小樽方面から高速道路利用で約30分。雁来I.C から国道274号、三角点通を中沼方面に進む。
住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1
TEL :011-790-1231
レンタル貸出:10:00〜16:00
駐車場:P2(冬季はガラスのピラミッド併設のP2のみ)
授乳室:あり(ガラスのピラミッド1F)
まとめ
冬のモエレ沼公園は、スキーやソリ遊びに最適の場所です。レンタル用具が充実しているので、ウィンタースポーツを手軽に楽しめ、観光客のみなさんにもおすすめです。
モエレ山に登って、一面の雪に覆われた札幌の冬景色を楽しんでください。
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