札幌市東区にあるモエレ沼公園をこ存知でしょうか?
こちらの公園はアートと自然を融合した他にない公園です。意識することなくアートに触れ、遊び、自然を感じ一日中楽しめます。
今回は、モエレ沼の歩き方、みどころをご紹介します。ぜひ参考にお出かけください。
- モエレ沼公園はこんなところ
- モエレ沼公園のアクセス、詳細情報
- モエレ沼のおすすめ歩き方:レンタサイクルを利用
- モエレ沼公園のみどころ
- モエレ沼公園近郊のおすすめスポット
- まとめ|モエレ沼公園はイサム・ノグチの遺したアートと自然を一年中楽しめる施設
モエレ沼公園はこんなところ
世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手がけた札幌市東区にあるモエレ沼公園。「全体を一つの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに、23年の歳月を経て完成しました。
実はゴミ処理場の跡地を公園化しているので、自然ネルギーである雪を活用した冷房システムをガラスのピラミッドに導入したり、自然環境保全にも力をいれています。
総面積は約189ha。東京ディズニーランド4個分という広大な敷地に山や噴水、遊具などの施設が配置され、自然とアートが融合した形で楽しむことができます。
また、春には桜の鑑賞、夏には水遊びと噴水、秋には紅葉を楽しみ、冬にはクロスカントリーや雪遊びと季節ごとに自然の移り変わりの美しさを体感できる公園です。
モエレ沼公園のアクセス、詳細情報
自動車:・札幌駅周辺から30分
・新千歳空港から高速道路で約50分(伏古I.C.下車)
バ ス:・地下鉄東豊線「環状通東駅」から約25分
① 東69 あいの里教育大駅前行 → モエレ沼公園東口
② 東79 中沼小学校通行 → モエレ沼公園東口
③ 東61(ビ61)中沼小学校通行 モエレ沼公園西口
・地下鉄南北線「北34条駅」/東豊線「新道東駅」から約30分/20分
① 東76 中沼小学校通行 → モエレ沼公園西口
さっぽろスマイルバス(市内観光のための周遊バス):
・2019年8月1日から9月30日まで運行(8月25日と9月7日運休)
・周遊施設
① 中央バス札幌ターミナルビル10番乗り場
② 札幌駅北口4番乗り場
③ モエレ沼公園
④ サッポロさとらんど
⑤ サッポロビール博物館/サッポロビール園
住所 | 札幌市東区モエレ沼公園1-1 |
---|---|
電話 | 011-790-1231 |
開園時間 | 7:00-22:00(入園は21時まで) |
休園日 | なし(各施設は定休日あり) |
入園料 | 無料 |
駐車場 | あり・無料 |
モエレ沼のおすすめ歩き方:レンタサイクルを利用
モエレ沼公園はとても広く、すべてを徒歩で見て周ろうとすると大変な時間がかかりますので、自転車でまわることをお勧めします。
レンタサイクル貸出場所
自転車をレンタルする場合は、モエレ沼公園東口に自動車を駐車してください。駐車場に隣接してレンタル受け付け場所があります。
レンタサイクルの利用手順
① レンタサイクルのカウンターで受付票に必要事項を記入。代表者の住所、名前など。
② 券売機でチケットを購入する。
③ 自転車を受け取る。
レンタサイクルの料金
大人用自転車は一人乗りと子供を後ろにのせられるタイプがあります。
子供用の自転車は20インチ。小学校低学年では乗れると思いますが、両足の裏がしっかりつかない場合は貸し出しができないそうですので、ご注意ください。
普通車(大人用・子供用20インチ):2時間 200円
特殊車(子供を乗せる席つき・26インチ):2時間 300円
レンタサイクル貸出期間・営業時間
4月27日から10月15日:9:00-17:00
10月16日から11月4日:9:00-16:00
モエレ沼公園のみどころ
モエレ沼公園には自然やアートを楽しむスポットがたくさんあります。その中でも代表的なスポットをご紹介します。
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
モエレ沼公園のシンボルともいえる、公園の中心的な施設です。ガラス張りのアトリウム、ギャラリー、多目的スペース、レストランのほかショップもあります。コンサートなどのイベントも催され、天候を問わず憩える場所です。
モエレ山
標高62mのモエレ山は、3方向5ルートから登ることができます。頂上は札幌市全体を見渡すことのできる展望台となっています。冬期はスキーやソリ遊びを楽しむことができます。
モエレ山の頂上からの景色です。頂上までは小学生と登って、10分とかかりませんでしたのでぜひ登って景色を楽しんでください。
海の噴水
イサム・ノグチの構想を元に、マイアミのベイフロントパークの噴水を参考として作られました。
運転期間は4月下旬から10月中旬。15分間のショートプログラムと40分間のロングプログラム、また夜間にはライトアップされたプログラムがあり、最大25mもの高さまで上がる噴水は圧巻です。
プレイマウンテン
高さ30mのプレイマウンテンは、ピラミッドや古代遺跡を思わせる花崗岩の斜面があり、公園全体の景色を楽しむことができます。
テトラマウンド
直径2mのステンレスの柱の組み合わせで作られた三角錐のモニュメントが目を引きます。その真ん中に芝生のマウンドがある興味深い構成です。
ミュージックシェル
半球の形をした真っ白い建物。一見どのような施設かはわかりません。実はコンサートやパフォーマンスの舞台として利用されているそうです。建物の内部は見ることができませんが、コンサートの際には出演者のための控え室とトイレがあるようです。
モエレビーチ
遊歩道で囲まれた浅い池です。海辺をイメージして作られていて、珊瑚で舗装されています。水遊び場所としてはとても安全に過ごせるため、夏にはたくさんの子供連れでにぎわっています。
サクラの森
7カ所の遊具エリアがある緑豊かなエリアです。遊具はイサム・ノグチのデザインです。
遊具で遊ぶというよりも、彫刻で遊んでいるような感覚ですね。他のどこにもない、唯一無二の遊び場ではないでしょうか。
他のどこにもないアートな遊具の中で、子供達の遊びの創造力も高まっていきます。
真ん中に見えるのは滑り台。
こんなに長いブランコを楽しめるのはここだけ?ハイジになった気分を味わえそう。
イサム・ノグチの代表的作品であるオクテトラ。2018年の地震の影響で崩れてしまって使用できなくなっていました。子供の頃から実はとても親しみのある遊具だったので、とても残念です。もとの形に戻せるといいのですが。
アクアプラザ
中央のアクアプラザから水が滝のように吹き出して、全長150mのカナールを水が流れていきます。こちらも、夏の水遊びに人気の場所です。モエレビーチは小さな子供向けですが、こちらは小学生以上が楽しめると思います。
モエレ沼公園近郊のおすすめスポット
モエレ沼公園のある東区にはモエレ沼公園の他にもオススメのレジャー、観光スポットがあります。合わせてお楽しみください。
・サッポロさとらんど 農場体験ができるレジャー施設。SLバスや馬車が子供に人気です。
・ブルーベリーさっぽろ ブルーベリーの摘み取り体験ができます。入園料を支払うと、時間制限なしの食べ放題を楽しめます。持ち帰りもでき、販売もしています。
詳しくは>>>ブルーベリーさっぽろ|札幌でブルーベリー狩りを楽しもう!営業時間・詳細情報
まとめ|モエレ沼公園はイサム・ノグチの遺したアートと自然を一年中楽しめる施設
札幌市東区のモエレ沼公園は無料で楽しめる広大な施設です。イサム・ノグチが長年に渡って構想した、自然とアートが融合する施設をご家族でぜひお楽しみください。
徒歩でもお時間がある場合は十分楽しめますが、広大な施設ゆえに自転車での移動をおすすめします。
四季折々の自然の美しさも存分に楽しめます。一年中何回でも訪れたい公園ですので、ぜひお出かけください。
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