北海道札幌市南区、40haの広大な森の中に美術館、工房、野外ステージや音楽練習室などが整備された『札幌芸術の森』。
札幌中心部から車で30分の森の中に1986年にオープンし、札幌の芸術文化の拠点として親しまれています。
目的がなくても、ふらっと訪れたい。そんな森の中の美術館。定期的に開催される国内外の美術作品の展示にも注目です。
- 札幌芸術の森美術館とは
- 札幌芸術の森の入館料
- 札幌芸術の森の割引情報
- 芸術の森の駐車場
- 札幌芸術の森・園内施設をご紹介
- 札幌芸術の森の自然を散策
- 札幌芸術の森へのアクセス・基本情報
- まとめ｜札幌芸術の森・札幌芸術の拠点でアートを楽しもう
札幌芸術の森美術館とは
札幌芸術の森は、1986年7月にオープンし、芸術文化都市札幌の拠点として札幌の文化芸術の発展を目指しています。
札幌中心部から30分と都市部からも近い立地ですが、広大な敷地の中で、季節折々の自然と触れ合うこともができるのも魅力。
屋外の自然の中でアート作品を鑑賞できる野外美術館。企画展示や国内外のアート作品のコレクションを鑑賞できる札幌芸術の森美術館。
また、クラフト工房、ガラス工房などの制作ができる施設も充実していています。未就学児でも参加できる「粘土で彫刻」をはじめ、大人向けと子ども向けワークショッップが開催され、アートを鑑賞するだけでなく体験することができます。
楽器の練習や演劇の稽古ができる貸施設や、宿泊可能なアトリエも備えています。
北海道の野菜をふんだんに使用した、ビュッフェスタイルのレストラン「ごちそうキッチン 畑のはる」では、野外美術館を窓越しに食事を楽しむことができます。
札幌芸術の森の入館料
札幌芸術の森の入園料は無料。各施設の入館料は必要です。
● 札幌芸術の森野外美術館：大人700円、65歳以上560円、中学生以下無料
● 札幌芸術の森野外美術館（団体料金）：大人630円、65歳以上500円、中学生以上無料
※ 野外美術館料金は夏季は佐藤忠良子どもアトリエ入館料を含む。
※ 団体料金：中学生以下を除く20名以上
● 年間フリーパス：1,000円
● 芸術の森美術館：展覧会ごとに価格設定（未就学児は無料）
札幌芸術の森の割引情報
JAF優待割引を利用する
JAFカードの提示で会員含む5名まで割引が受けられます。
■ 野外美術館：大人 700円 → 630円
■ 野外美術館：65歳以上 560円 → 500円
みんなの優待のクーポンを利用する
クーボンサイト「みんなの優待」のクーポンを利用すると割引が受けられます。
■ 野外美術館：大人 700円 → 630円
■ 美術館観覧料：団体割引料金を適用（展覧会ごとに異なります）
芸術の森の駐車場
札幌芸術の森には、P1からP4の４か所駐車場が整備されています。
駐車料金は普通車500円、大型車1,200円、普通車回数券1,000円（6枚つづり）。
正面入り口を入場して、正面に見える背の高いオブジェの前を左折すると料金所が見えてきます。
料金所から1番近い駐車場はP1。このP1駐車場が有島武郎旧邸、工芸館、木工房、クラフト工房、札幌芸術の森美術館までの距離が近く便利です。
野外ステージへは、P3・P4駐車場を利用してください。アートホールの利用にはP2駐車場。
札幌芸術の森・園内施設をご紹介
札幌芸術の森美術館
札幌、北海道ゆかりの作家による美術作品、また国内外の優れた作品を収集し、約1500点のコレクションを保有しています。
コレクションの一部が公開されています。
「みんなのミュシャ展」、「蜷川実花展」「札幌芸術の森美術館コレクション選」「ムーミン展（予定）」などの展示会が開催され多くの人が足を運んでいます。
クラフト工房
工芸、版画の制作ができる施設。月ごとに各種の講習会や制作体験が開催されています。
クラフト工房のロビーは飲食が可能。ガラス越しには豊かな緑と美術館前の水辺が広がります。ちょっと一息休憩したり、お弁当を広げたりゆっくりできそうす。
癒される景色です。
工房内のベンチもアート心が溢れています。
工芸館
北海道を中心に日本全国の作家のクラフト作品を販売展示する「クラフトギャラリーベストぽけっと」、染工房、織工房があり、クラフトを購入したり制作スペースを利用することもできます。
札幌手織・松崎工房の制作風景の見学も可能で、工芸にまつわる展覧会も無料で開催されています。
有島武郎旧邸
札幌を舞台にした作品を遺した、近代日本文学を代表する作家である有島武郎。
北海道大学の寮としても使用された、大正2年建築の邸宅を芸術の森に移築復元しています。
入館料は無料ですのでぜひ内部を見学してみてください。
有島武郎に関する様々な資料が展示されています。有島武郎夫妻の美しさに驚きました。
有島武郎が編んだ妻・安子の遺稿集。
大正時代の和洋折衷のモダンな建築。古い建物好きにはたまらないです。窓枠の幾何学模様が美しい。
野外美術館
7.5 ヘクタールの大自然の中に広がる野外美術館。
日本を中心に、現代を代表する彫刻家の作品を展示。ノルウェーの彫刻家など、札幌の姉妹都市からの寄贈作品も展示されています。
日常ではおめにかからない作品たちが並び、まさにインスタ映えスポットです。
野外美術館の入場はこちらから。佐藤忠良記念子どもアトリエもこちらから。
70を超える美術作品が点在。全ての作品を丁寧に見て回ると、数時間必要です。
時間がないときは、地図からお目当の作品を見つけてから歩きましょう。
芸術の森センター
芸術の森の中央部に位置します。野外美術館のチケット売り場や、レストランもこちら。
北海道の野菜をたっぷり使った自慢のランチビュッフェ「ごちそうキッチン 畑のはる」。
芸術の森センターの２階にあるので、野外美術館の風景を楽しみながらお食事できます。
小さなお子様連れでも、ゆっくりと食事を楽しめるようにキッズコーナーが設置されています。
● 大人（中学生以上）：1,870円
● 65歳以上：1650円
● 小学生：990円
● 幼児：550円
● 3歳以下：無料
【営業時間】
● ランチビュッフェ：11:00〜15:00（ラストオーダー14:30）
● 夏期限定デザートタイム：15:00〜17:00（ラストオーダー16:30）
【定休日】
冬季は月曜日（月曜日が祝日の場合は火曜日）
センター内には飲食が可能なスペースもありますので、休憩にも利用できます。
センター前の広場もとても美しい。
芸術の森アートホール
アートホール内には、アリーナをはじめ、大練習室、中練習室、小練習室、ピアノ練習室があり、音楽や演劇、ダンスなどの練習や発表会などに利用できます。
札幌芸術の森の自然を散策
芸術の森の正面入口の奥に、大きな水辺が広がります。夏には青々と茂った緑が水面に映って清涼感を感じます。
作り物ではないかと思うほど立派で鮮やかな発色の睡蓮。
カモたちがのびのびと泳ぎ、ついばみ、羽を伸ばしています。
池に浮かぶ3つの白いオブジェ。実はゆらゆら浮かんで、くるくると回ったり動いています。
札幌芸術の森へのアクセス・基本情報
● 札幌中心部から車で約30分
● 地下鉄南北線「真駒内」から、中央バス（空沼線・滝野線）で「芸術の森入口」「芸術の森センター」下車
住所：北海道札幌市南区芸術の森2丁目75
TEL ：011-592-5111
営業時間：【6〜8月】9:45-17:30
【9月〜5月】9:45-17:00
※ 札幌芸術の森野外美術館、札幌芸術の森美術館の入館は閉館30分前まで
休園日：【4月29日〜11月3日】無休
【11月4日〜4月28日】毎週月曜日（祝日の場合はその翌平日）
※ 札幌芸術の森野外美術館は11月4日〜4月28日まで冬季休館
駐車場：普通車500円、大型車1,200円、普通車回数券1,000円（6枚綴り）
まとめ｜札幌芸術の森・札幌芸術の拠点でアートを楽しもう
1986年7月にオープンし、芸術文化都市札幌の拠点として親しまれている『札幌芸術の森』をご紹介しました。
札幌中心部から30分と都市部からアクセスが便利。広大な敷地の中で、季節折々の自然に触れながら、アート作品に出会うことができます。
屋外の自然の中でアート作品を鑑賞できる野外美術館、企画展示やコレクションを楽しめる芸術の森美術館、クラフト工房、ガラス工房など様々な施設があり、アートを観て触れて体験することができます。
季節を問わず楽しめる芸術の森にぜひお出かけください。
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