札幌市の穴場休憩スポット、札幌駅直結の商業施設「エスタ」屋上の『そらのガーデン』をご紹介します。
「そらのガーデン」は、環境保全活動の一環として作られた屋上庭園。寒冷地の北海道では本格的な屋上庭園はここが初。
富良野の「風のガーデン」を手掛けた「上野ファーム」の上野砂由紀さんの監修による北海道の草原をイメージしたグラス(草)ガーデンです。札幌駅直結とは思えない広い庭では、四季折々の草花が癒しを与えてくれます。
居心地の良いデッキスペースがあり、飲食可能なテーブルスペースも設けられていますので、札幌駅の商業施設で購入したお弁当やパンを片手に利用する方も多く見られます。広い空の下、お子様連れでの休憩にもおすすめです。
屋上庭園そらのガーデンの基本情報
● 住所:北海道札幌市中央区北5条西2丁目1 エスタ屋上
● TEL:011-213-2776
● 開園期間:春から秋(冬季間閉園)
※ 2020年度は6月1日(月)〜11月3日(火・祝)
● 開園時間:10:00〜18:00
● 休園日:期間中無休 ※ 天候により臨時閉園の可能性あり
● 入園料:無料
屋上庭園そらのガーデンへの行き方
札幌駅直結の商業施設「エスタ」。札幌駅バスターミナルにも直結しています。
「エスタ」には、地下は食品街、1階から4階がビッグカメラが入っています。5階から8階はユニクロやロフトなどのファッションと雑貨のフロア、9階はアミューズメント施設、10階に「札幌ら〜めん共和国」とレストランがあります。
「そらのガーデン」がある11階までは、エレベーターで上ることができます。エスカレーターをご利用の場合は、10階までしかありませんのでそこから階段もしくはエレベーターを利用します。
エスカレーターは2基ありますが、中央のエスカレーターを利用すると10階はレストラン街です。
右手にエレベーターホールが見えますが、B1F直通エレベーターと書かれている方向に進んでいくと階段があります。
こちらの階段で屋上へ向かいます。
広いデッキが見えます。
そらのガーデン
面積は約1,300㎡の屋上庭園は、デッキ広場、芝生広場、大草原など異なる表情をもつエリアで構成されています。
デッキ広場
出入口と草原をつなぐデッキ広場。広々とした空間でゆったりと過ごすことができます。
そらのガーデンでは、このデッキ広場でのみ飲食が可能です。バーゴラ下の休憩スペースには、テーブルとチェア、自動販売機を設置しています。
草原を前に、本でも読みたくなるようなデッキスペース。
デッキ広場から横向きに見上げるとJRタワー。
大草原
グラス類がおおらかに風にそよぐ大草原。北海道の草原をイメージしています。
草原の中にいるように爽やかな気持ちになる素朴な草花。
花の蜜に誘われて。
札幌市ゆかりの彫刻家・國松明日香さんの作品「テルミヌスの風」。
芝生広場
芝の感触を楽しめる芝生広場。お子さんが走り回って遊ぶのに良さそうです。
草原と芝生広場のコントラスト、草花の優しい色合いが落ち着きます。
ボーダーガーデン
草原を立体的に立ち上げたガーデン。こちらも色合いが素晴らしい。
壁面緑化
壁を使って緑を配しています。壁面緑化は2ヶ所。
枕木ステップ
枕木の小道が芝生広場に続きます。イングリッシュガーデンにお散歩に来たような素敵な感覚に。
季節ごとに見頃となる花もありますので、春から秋のいつ訪れても楽しめる屋上庭園です。
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