札幌ー帯広間の都市間をどのように移動するかお考えのみなさま。これまでは、高速道路、JR、都市間バス「ポテトライナー」の3択でした。
2019年10月から新たな選択肢、北海道バス(札幌)の「帯広特急ニュースター号」が加わりますます便利になりました。都市間バスは土日祝日は計17往復と利便性が増し、大変な人気となっています。
どちらの交通手段が便利でお得なのか料金や、所要時間を比較してみましたので参考にしてください。
- 札幌から帯広間の交通手段比較
- 所要時間が一番短いのはJR
- 料金が安いのは「帯広特急ニュースター号」
- 都市間バスのおすすめポイント
- 「ポテトライナー」の予約方法
- 帯広特急ニュースター号の予約方法
- まとめ
札幌から帯広間の交通手段比較
ポテトライナー | 帯広特急 ニュースター号 | |
---|---|---|
片道料金 (大人) |
3,840円 | 3,600円 |
所要時間 (片道) |
3時間25分〜4時間5分 | 約3時間20分 |
便数(1日) | 10往復(土日祝12往復) | 5往復 |
割引 (大人) |
往復7,270円 4枚綴りの回数券13,640円など |
往復6,800円 5枚綴りの回数券15,500円など |
事前予約 | 必要あり | 必要あり |
スーパーとかち スーパーあおぞら | 高速道路(札幌南〜音更帯広) | |
---|---|---|
片道料金 (大人) |
7,790円 | 4,440円 |
所要時間 (片道) |
2時間20分〜2時間50分 | 約2時間25分 |
便数(1日) | 11往復 | ー |
割引 (大人) |
「えきねっとトクだ値」 (片道)4,280〜6,610円 ※便や乗車日で異なる |
深夜割引(0〜4時)3110円 休日割引3110円 |
事前予約 | 必要なし | ー |
所要時間が一番短いのはJR
所要時間が一番短いのは、2時間台で帯広駅まで到着する、JRの「スーパーとかち」「スーパーあおぞら」。
車で高速道路を利用するのも2時間25分ですが、こちらは単純にインターチェンジ間の所要時間なので、札幌駅から帯広駅の間の移動だとすると、3時間ちょっとかかります。
料金が安いのは「帯広特急ニュースター号」
片道でも往復でも、料金が最も安いのは「帯広特急ニュースター号」。1日の便数が少ないので、満席になることが多いです。「帯広特急ニュースター号」の次は「ポテトライナー」が安いですね。
車で高速道路を利用する場合、ガソリン代も必要ですが、複数人で移動する場合はバスよりも安く移動できる場合があり、車利用も選択肢の一つですね。
都市間バスのおすすめポイント
都市間バスを利用するおすすめのポイントを紹介します。
車内設備が充実
「ポテトライナー」も「帯広特急ニュースター号」も車内設備が充実しています。さらなる利用者確保のために、車内環境改善に力をいれています。
リクライニングシート、ブランケット、無料の公衆無線LAN・Wi-Fi、スマートフォンなどを充電できるUSB電源ポートも設置されています。(※ 車内設備が異なるもので運行する場合があります。)
「ニュースター号」はプラズマクラスターイオン発生機を搭載しています。
乗車場所・降車場所が数カ所あり選択できる
「ポテトライナー」の乗降車場所は、札幌では「地下鉄大谷地駅」「時計台前」「札幌駅前ターミナル」「中央バス札幌ターミナル」の4か所。帯広では「清水」「御影」「芽室」「十勝バス本社」「帯広駅バスターミナル」など10か所あります。
「帯広特急ニュースター号」の乗降車場所は、札幌では「市電すすきの前」「大通バスセンター前」「札幌駅前」の3か所。帯広では「帯広営業所」「イトーヨーカドー帯広店前」「イオン帯広駅前」「帯広駅前」「ニトリ帯広店前」「芽室駅前」の6か所があります。
札幌には降車専用で、「本社前」「月寒中央通11丁目」「豊平郵便局前」の3か所でも降りられます。
移動中に休息できる
都市間バスの移動では、プライベート空間が確保できるますし、自分で運転する必要がないのでゆっくりと時間を過ごすことができます。
3時間ほどの旅程ですが、のんびりと音楽を聞いたり、仮眠をとったり自由に過ごすことができるのがいいところです。
「ポテトライナー」の予約方法
帯広特急ニュースター号の予約方法
まとめ
札幌から帯広への行き方をまとめました。バス、JR、高速道路利用と選択肢は様々。
● 一人で気軽に安く帯広へ行く場合は「ポテトライナー」または「帯広特急ニュースター」
● 複数人で旅するなら「車で高速道路」
● 急に決まった旅なら予約不要のJR「スーパーとかち」「スーパーあおぞら」、所要時間も短い
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