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札幌市豊平川さけ科学館|子供も大人も無料でお魚観察を楽しめる!

さけ科学館 外観

札幌市豊平川さけ科学館、通称「さけ科学館」は、札幌のシンボルである豊平川のサケの生き生きとした姿を紹介する施設です。

 

札幌の発展とともに川の水の汚染が進み、一時は豊平川でサケを見ることができなくなりましたが、市民の努力により再びサケの姿が豊平川に戻ってきました。

 

そんなサケへの市民の愛が感じられ、サケや川魚をさらに好きになることができる体験のたくさん詰まったさけ科学館はお出かけスポットとしておすすめです。

 

 

豊平川さけ科学館のアクセス、基本情報

アクセス

● 札幌駅からバスで:210円 35分

「じょうてつバス」南55「川沿1条1丁目」下車、徒歩8分

「じょうてつバス」南54「真駒内本町」下車、徒歩10分

「じょうてつバス」快速7・快速8「藻岩高校前」下車、徒歩8分

 

● 札幌駅から地下鉄とバスで:410円 25分

地下鉄南北線真駒内駅から「じょうてつバス」南90、南95〜98、環96「真駒内競技場前」下車、徒歩4分

 

● 車で中心部から国道230号線(石山通)を定山渓方面、五輪通で左折、30分ほど

 

基本情報

住所 札幌市南区真駒内公園2-1
電話 011-582-7555
開館時間 9:15-16:45
休館日 毎週月曜 
月曜日が祝日の場合は次の平日  
年末年始(12/29〜1/3)
入館料 無料
駐車場 あり(平日、11/4〜4/28は無料)  

駐車場について

真駒内公園にはA駐車場、B駐車場、C駐車場があります。サケの科学館に近いのはB駐車場です。どの駐車場に駐車してもサケ科学館まで歩いていけます。

 

* 改装工事のため、本館は2019年12月2日から2020年2月3日まで休館します。  

施設紹介:本館

玄関

さけ科学館 玄関ドア

本館の玄関のドアにきれいなステンドグラスがあります。

 

売店

さけの科学館 売店

様々なサケグッズを販売しています。絵本、図鑑、タオル、ぬいぐるみなど。北海道産サケの缶詰もあります!

 

展示ホール

展示ホール

サケの産卵のジオラマ、ビデオ、図書スペースなどでサケのことを詳しく学ぶことができます。

 

サケの模型

豊平川に帰って来る親サケの実物大の模型があります。手にとってその重さを体験することができます。

 

模型のサイズは70cm、3.6kgです。

 

ステンドグラス さけの科学館

展示ホールには、太陽の光がさしこみ綺麗に輝くステンドグラスが。

 

さけ科学館の建物を設計したのは、建築家の田上義也さん。サケの帰って来る豊平川をイメージして作られたのかもしれません。

 

採卵ふ化室

採卵ふ化室

サケやサケの仲間の人工受精をするところです。

 

卵が稚魚になるまで、引き出しの中の暗いところで育てるそうです。秋には作業しているところを、見ることができます。
 

飼育展示室

飼育展示室

サケの仲間を種類別に水槽で展示しており、とても近い距離で観察することができます。

 

カラフトマス

カラフトマス、0歳。赤ちゃんサイズでとってもかわいい。

 

なぜかこちらの方にばかり頭を向けてくる、カラフトマスの赤ちゃんたち。

 

にっこういわな

ニッコウイワナ、0歳。大きくなるとオレンジ色の斑点が出てきます。

 

アルビノ

ニジマスのアルビノ、0歳。アルビノとは黒い色をもたずに生まれてきたもので、体が白い生き物です。

 

熊、虎、ライオンのアルビノなどは知っていましたが、魚のアルビノもあったのですね。

 

さけ科学館 階段

階段を降りて次の地下かんさつ室へ。お空を魚が泳いでます。

 

干しサケ

階段の窓の外には干し鮭がぶら下がっていました!昔はこうやって保存食にしていたのですね。

 

地下かんさつ室

地下かんさつ室

成長したサケの姿を観察することができます。地上の池にいるサケの水中の姿を横から見られるというわけです。

 

水中のサケ

所狭しとサケの仲間たちが泳いでいます。

 

屋外かんさつ池

屋外かんさつ池

秋には、サケが卵を産む姿を観察することができます。

 

夏は、エサやり体験ができます。 

 

サケのエサ ガチャガチャ

エサは売店横に設置されている、ガチャガチャで購入します。1個100円。

 

エサのカプセル

カプセルの中にビニール袋に入ったエサが入っています。

 

エサやり

エサを投げ入れると、さーっと泳いでパクリ!と食べます。素早い動きです!

 

さかな館

さかな館

ハゼやフナの仲間など、豊平川に住む魚のほか、両生類や爬虫類を展示しています。

さかな館 内部

カエルやザリガニ、亀など、身近に見られる生き物も展示されています。

 

真駒内公園 橋

さけ科学館のそばに豊平川の支流である真駒内川が流れています。こちらの橋を渡ると真駒内公園アイスアリーナ方面へ。

 

真駒内公園 かわせみ

真駒内川にはかわせみも観察できるようですね。真駒内公園はウォーキング・トレイルコースもあり、サケの科学館と合わせてのお散歩もいいですね。

 

豊平川遡上サケ第一号

サケの遡上第一号

豊平川で今シーズンで初めて確認されたサケの展示。

 

豊平川、南七条大橋の上流で見つかったそうです。これから遡上も本番になりそうですね。

 

札幌のサケの遡上の情報は、サケの科学館のホームページや電話で確認できます。観察にお出かけの際は情報を確認してからのお出かけください。

 

まとめ|豊平川さけ科学館はサケのことを無料で学べる施設

札幌のシンボルであるサケとその仲間の魚たちのことを学べるさけ科学館。コンパクトな施設ながら、サケの展示やエサやり体験など無料で大人も子供も楽しめます。

 

真駒内公園でのレジャーやお散歩と組み合わせて楽しめますよ。

 

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