定山渓温泉街の中心部、月見橋のたもとにつくられた『定山源泉公園』。定山渓温泉の基礎を作った修験僧・美泉定山(みいずみじょうざん)生誕200年を記念して整備された公園です。
定山渓の原風景を再現した公園内には、足湯の他、源泉温度の高さを活かした温泉たまご作りが体験できる「おんたまの湯」があります。
入園無料の公園ですので、散歩がてら定山渓のお湯を手軽に楽しむことができます。
定山源泉公園のアクセス・開園時間・駐車場
● 札幌中心部から車で約45分
● 住所:北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目
● TEL:011-598-2012(定山渓観光協会)
● 開園時間:7:00〜21:00
● 定休日:なし
● 料金:無料
● 駐車場:定山渓公共駐車場・無料(定山渓万世閣ホテルミリオーネ西側)
駐車場は、定山渓万世閣ホテルミリオーネ西側の「定山渓公共駐車場」を利用。日帰り観光客専用の駐車場で無料で利用できます。
駐車場を出ると、北側に向かいます。
湯けむり坂を下りて行きます。途中階段もありますが、スロープも設置されていますのでベビーカーでも下りることができます。
坂を下りきると、湯の滝があります。
湯の滝から道を挟んで向かい側が、定山源泉公園の入口です。
定山渓の原風景で浸かる癒しの足湯
定山渓温泉は、月見橋とその下流の河岸や河底に露出している、石英斑岩の割れ目から自然湧出する全国でも珍しい温泉です。
泉質はナトリウム塩化物泉で、保温効果が非常に高いのが特徴です。
定山渓温泉の基礎を作った修験僧・美泉定山(みいずみじょうざん)の像。
定山渓の原風景を再現した園内は広くはありませんが、ちょっとした散策もできます。夜間には、園内の木々がライトアップされます。
美泉の滝の脇には、湧出温度の高さを活かして「温泉たまご」づくりが体験できる「おんたまの湯」があります。
気候によって変化しますが、温泉温度は70〜80℃。非常に高温ですので、火傷に注意してください。
たまごは、月見橋を渡ってすぐの「定山渓物産館」でネット入りで購入できます。
物産館では、完成した温泉たまごを食べるためのお皿や塩を用意してくれます。時間がある方は、出来上がったたまごを持って物産館へ戻りましょう。
温泉たまごは、約15〜20分で完成です。たまご好きのカラスが狙ってくることがありますので、ちょこちょこ目を配りましょう。
顔出しパネルもありますので、記念写真をどうぞ!
定山源泉公園の周辺も見どころあり
定山渓温泉の温泉まんじゅうといえば「大黒屋商店」さん。人気店ですので、早い時間に売り切れになってしまうことがあります。
月見橋に向かうと、かっぱの像「ミスジョウザンケイカッパ」が立っています。定山渓温泉街では、あちこちに「かっぱ像」が出現します。
月見橋からは、季節ごとに定山渓の絶景を楽しむことができます。
春には渓流鯉のぼり、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色とさまざまな顔を持つ定山渓温泉街です。
まとめ
定山渓温泉街の中心部、月見橋のたもとにつくられた『定山源泉公園』をご紹介しました。定山渓温泉の基礎を作った修験僧・美泉定山(みいずみじょうざん)生誕200年を記念して整備された公園です。
定山渓の原風景を再現した公園内には、足湯の他、温泉たまご作りが体験できる「おんたまの湯」があります。
入園無料の公園ですので、散歩がてら定山渓のお湯を手軽にお楽しみください。