冬の北海道旅行は楽しいことがいっぱい!食べ物が美味しく、北海道ならではのパウダースノウも楽しめます。街中が雪で覆われるこの季節、ぜひ楽しい旅行としていただきたいのですが、思った以上に雪道は滑ります。
雪道に慣れているはずの道民も、毎年1回は転ぶと言われています。雪道でできるだけ転ばないように、転んでも大事に至らないようによく備えておくことが大切です。
北海道の雪道で転ばない歩き方、4つのポイントをお話しします。
- 雪道で転ばない歩き方、ポイント1|歩き方のコツを知る
- 雪道で転ばない歩き方、ポイント2|滑りやすい場所を知る
- 雪道で転ばない歩き方、ポイント3|滑らない靴を選ぶ
- 雪道で転ばない歩き方、ポイント4|転ばない便利グッズを利用する
- まとめ|雪道で転ばない歩き方、4つのポイント
雪道で転ばない歩き方、ポイント1|歩き方のコツを知る
まずは歩き方のコツを学びましょう。雪道には雪道の歩き方があります。雪のない道の歩き方で歩くと、必ず滑ります。
歩幅を小さくして一定のリズムで歩く
雪道はいつものように大股で歩くと転倒しやすくなります。体重移動の幅が広くなるとバランスを崩しやすくなります。滑りやすい場所では、基本的にいつもよりも歩幅を狭くして歩きます。
また、歩くリズムは一定にすることが大切です。急に走り出したりすると、体重が片足だけに集中し滑りやすくなります。雪道での移動は時間に余裕をもって行動しましょう。
靴の裏全体をつけて歩く(すり足)
できるだけ足の裏全体を地面につけるような感覚で歩きます。いわゆるすり足に近い歩き方です。見た目はペンギンのような歩き方になります。この歩き方が道民はとても上手です。
すり足といってもスケートのように足をずるずると路面につけて滑るのではなく、足を軽く浮かせて歩きます。
雪がない道路であれば、つま先で蹴りあげ、カカトで着地します。雪道では、足全体を平行に持ち上げ、足全体で路面につける、という感覚です。
路面を確認しながら歩く
雪道を歩く時は、一歩先の路面を確認しながら歩きます。まっすぐ前を向いて歩くことはできません。次に足を下ろすところを確認しながら歩くことは必須です。
歩きながら一歩先を見て、滑りにくいところがどうかある程度判断しながら歩きます。滑りやすい路面では、スマホを見ながら歩くのは大変危険な行為です。
雪道で転ばない歩き方、ポイント2|滑りやすい場所を知る
雪道はツルツルと滑りやすくなる注意すべき場所があります。滑りやすい場所を知っていると、注意深く歩くことができ転倒を避けられます。
車の出入りが多い場所
住宅、マンション、店舗の駐車場の出入り口など、車の出入りが多い場所は滑りやすくなります。雪が車のタイヤで押し固められ、ツルツルに磨かれたような状態になることもあります。
横断歩道
冬の横断歩道は非常に危険です。子供はなぜか滑りもせずさーっと走って渡ることも多いのですが、大人は滑ります。雪道に慣れた道民も横断歩道を渡る時は、とても注意を払います。
横断歩道は車や人がたくさん通るので、雪が踏み固められツルツルになります。また、車の熱で雪の表面が融け、融けた雪が再度凍結することを繰り返し滑りやすくなります。
特に横断歩道の白線部は、他の舗装部分と違い水分が染み込まないので、薄く凍っていることが多く滑りやすくなります。私は、滑りやすそうな路面状態の日は、白線を踏まずに横断歩道を渡るようにしています。
地下鉄、地下街、店舗の入り口
地下鉄、地下街、店舗の出入り口はつるつるになりやすい場所です。とくに地下街はタイル張りになっているので、足の裏に雪がついたまま地下街に入ると滑りやすくなります。
靴の裏の雪はしっかり落とすことを心がけましょう。金属製のスパイクなどがついた靴は地下街や店舗ではしまっておいた方が、滑りにくくより安全です。
ロードヒーティングの切れ目
ロードヒーティングの切れ目は、思った以上に大きな段差ができることがあり危険です。また、ロードヒーティングのない部分が、滑りやすくなっていることがあります。
ロードヒーティングのあるところと、ないところで歩き方が変わりますので注意が必要です。
バスやタクシーの乗降場所
バスやタクシーの乗降場所は、人が乗り降りする時に雪が踏み固められ滑りやすくなります。特に、バスを降りる時には段差も高く、滑りやすい路面に片足で着地するわけですから、バランスを崩しやすくなります。
雪道で転ばない歩き方、ポイント3|滑らない靴を選ぶ
雪道には雪道に適した靴を選ぶことが大切です。札幌駅周辺であれば、ロードヒーティングがされていたり、地下を歩くことができるのでヒール付きの靴でも歩いている人を見かけます。
しかし、北海道で生活したり、長く滞在する場合は雪道を歩くのに適した「冬靴」を履きましょう。
冬靴は
● 防滑性に優れている
● 防水性に優れている
● 保温性に優れている
という特徴があります。
冬の雪道で滑らないためには、特に防滑性に優れた靴底の冬靴を選びましょう。
● ピン、金具付きの靴底
● グリップ力のある深い溝がある靴底
● 滑り止め材が混ざっている靴底
これらの機能を備えた靴底であれば安心です。しかし、どんな靴底でも歩き方次第ですので過信はできませんが。
雪道で転ばない歩き方、ポイント4|転ばない便利グッズを利用する
靴用アタッチメント
短い旅行用に特別な靴を購入したくはない、しかし転んで怪我をしてはもともこもない。そんな時に便利なのが「靴用アタッチメント」です。
「靴用アタッチメント」はゴム製でお手持ちの靴に、そのまま装着して利用できます。取り外しが簡単なので、必要な時だけつけることができます。かさばらないので持ち運びも簡単です。
アタッチメントには「つま先型」と「全面型」があります。金属製のピンが付いているものと、付いていないものがあります。
装着方法は非常にシンプルです。まず、つま先に装着しかかとにバンドを引っ掛けます。これだけのことですが、防滑性が向上し安心です。
まとめ|雪道で転ばない歩き方、4つのポイント
雪道で転ばない歩き方のポイント4つをお伝えしました。
● 雪道で転ばない歩き方、ポイント1|歩き方のコツを知る
● 雪道で転ばない歩き方、ポイント2|滑りやすい場所を知る
● 雪道で転ばない歩き方、ポイント3|滑りやすい靴を選ぶ
● 雪道で転ばない歩き方、ポイント4|転ばない便利グッズを利用する
雪道で転ばない歩き方のポイントをおさえて、安全に雪の北海道をお楽しみください!
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