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北海道・札幌の小学校の夏休み〜いつからいつまで?宿題は?

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北海道の夏休み期間が首都圏と違うことは、有名ですよね。冬休みを長くとるため、他の地域よりも比較的涼しく過ごせる北海道は、夏休みが短くなっています。

 

近年首都圏では、公立小学校でも各教室に冷房が完備されています。涼しく授業を受けられるようになったために、東京都内では夏休みを繰り上げる小学校が増加しています。

 

さて、北海道の夏休みについて、他の地域と違うところをお伝えします。

 

北海道の夏休み、いつからいつまで?

札幌といくつかの主要な北海道の都市の夏休みを調べて見ました。

 

  小学校 中学校
札幌 7月26日〜8月19日 7月26日〜8月24日
小樽 7月26日〜8月18日 7月26日〜8月25日
帯広 7月23日〜8月18日 7月23日〜8月18日
釧路 7月27日〜8月21日 7月27日〜8月21日
旭川 7月23日〜8月21日 7月23日〜8月21日
函館 7月26日〜8月24日 7月26日〜8月24日

 

首都圏や他の多くの地域の夏休みは、7月20日頃から始まり8月31日までとなります。北海道の夏休みは1週間ほど遅く始まり、1週間から10日ほど早く終わるようです。

 

札幌と小樽の夏休みは、小学校と中学校が1週間ほどずれます。中学校が1週間長い夏休みとなります。それに対して、冬休みは小学校が1週間長くなります。冬休みも小学校と中学校の休業期間に1週間のズレがあるのです。

 

小学校と中学校に子供が在籍している場合、休み中の旅行の計画をする際は、そのズレを忘れずに計画ください!

 

北海道・札幌の小学校の夏休みの宿題は?

北海道の夏休みの宿題。期間が短いので少なめかな?という印象です。もちろん、地域や学校によって違うと思いますが、札幌の小学校の夏休みの宿題の一例をご紹介します。

 

絵日記・一行日記

一行日記といいうカラーのシートが配布され、そこに毎日一行の日記を書きます。夏休み前に、毎日やることを計画し、めあてにそって、規則正しい生活ができるように書き込んでいきます。

 

一行なので、「どこそこへ行きました。楽しかったです。」というように書き込むと終わりです。一行日記のシートには、夏休みの思い出を絵日記にするページもあります。

 

植物の観察日記

こちらは、高学年になるとありませんでした。低学年はアサガオやミニトマトなどを学校で育てますが、夏休みの間に自宅に持ち帰り観察して、観察カードにその様子を書き込みます。

 

自由研究

北海道・札幌の小学校では夏休みと冬休みの2回、自由研究があります。首都圏にいたころは、自由研究は取り組みたい子供だけするということでしたが、札幌では全員自由研究に取り組みます。

 

夏休み明けには、自由研究発表を学級で行います。低学年であれば、「私は、〇〇を作りました。こういうところを工夫しました。」程度の発表であるようです。

 

札幌の自由研究、文字通り自由です!説明のプリントが配布されることがありますが、工作あり、裁縫手芸あり、調べ学習あり、旅行日記ありとかなりの自由度です。

 

自由研究!大変だ!年に2回も!と初めは思いましたが、何をやっても自由ですし、研究と題するほどのものではなく、「おばあちゃんのところに旅行にいったよ!」のような内容で紙一枚のものでも大丈夫なので、無理のない範囲で楽しく取り組むことができます。

 

夏休みになると、デパート、公民館などの施設、大きな公園施設などさまざまなところで、自由研究になりそうな催し、ワークショップが開催されています。

自宅で大変そうだと思う方は、そのような催しに参加して準備されることをお勧めします。

 

※ 新型コロナ感染症の影響で自由研究を宿題に出さなくなった学校が多数です。我が家の子供達の小学校では、「ご家庭で自由研究をするのは自由ですが、学校には持ってこないようにお願いします」とのことでした。

 

国語・算数の学習課題ワーク

夏休みの家庭学習のために、国語と算数のワークブックが配布されます。20〜30ページほどのワークブックです。必ずすべてのページに丸つけをして提出します。

 

夏休みの読書

図書館の本を2冊借りて持ち帰ります。夏休み中に読みます。

 

北海道・札幌の夏休みの宿題にないもの

首都圏の夏休みの宿題で最難関のもの、第一位は読書感想文!ではないでしょうか。これが、札幌の小学校ではないのです。驚きました。そして感謝しました。

 

我が家の子供達が首都圏の小学校に通っていた頃、高学年になると読書感想文がありました。400字詰原稿用紙3枚を埋めるわけですが、これがなんと苦労すること。

 

小学校でも、そんなに長い文章を書いたことがないのですから、何をどう書けばいいのかまったくわかっていないのです。書き方の手引きを配布されても、親がかなりの協力をしなければ終わらない宿題でした。「子供の宿題ではなく、親の宿題になってるよ!」というママたちの声を毎年聞きました。

 

読書感想文がなぜないのか、すべての小学校でないのかはわかりませんが、我が家の子供達の小学校は読書感想文がなくとても助かりました。読書感想文は大変ではありますが、子供達にとって文章を書くよい経験になることは確かです。自由研究で読書感想文に取り組むというのもありです!

 

まとめ

北海道・札幌の夏休みは首都圏とくらべて期間が短く、夏休みの宿題も少なめ、軽めです。短い北海道の夏をおもいっきり楽しみましょう!

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