雪虫をあちこちで見かけるようになり、いよいよ雪の季節がそこまで来ています。冬支度が本格化する札幌ですが、靴の冬支度はお済みでしょうか？
靴の修理店『シュリーの店』では、札幌市内7店で滑り止め付き靴底への張替えを受け付けています。簡単に短時間で冬仕様へと変身しましたので、その様子をレポートします。
ブーツの靴底張り替えはなぜ必要なのか
今回、靴底を張り替えようと思っているのはこちらのブーツ。一昨年の冬、札幌で購入したリーガルのブーツ。
雪国出身ではない筆者の札幌生活一年目の冬。まず、どんな靴を冬期に履けばいいのかそこからわからない。あれこれネットで検索をし、お店に出かけ、悩んだ挙句こちらの商品を札幌駅のたしかパセオで購入。
アウトドアブランドであり、とにかく暖かそうだからという理由で選択。まだ子供が小さく、送迎や公園遊びをするため雪の中にがつがつ入ることを想定してブーツの丈も長めにしました。
一足のブーツがあれば事足りとるいう考えでしたが、間違いでした。雪遊び時には大変重宝したのですが、実はタウンユースにはまったく向かないことが判明。札幌中心部に出かけてみると、こんなごっつい冬履を履いている方は見かけません。
大きな靴は町歩きには少々重く、しかも札幌の冬の地下街やデパートはとっても暑いのでどんどん足が蒸れてきます。そこで購入したのがシンプルなリーガルの革のブーツ。真冬の札幌でも車移動のお買い物や、市中心部へのお出かけにはこれで十分です。
お店の出入り口や、地下街からの出入り口などは凍って滑りやすくなっている札幌の町。靴底を滑り止め仕様にするとさらに安心です。
張り替えにおすすめの時期は？
シュリーの店では、例年「靴の日まつり」などのキャンペーンが開催されます。「靴の日まつり」は9月1日〜9月3日、全ての靴修理が20％OFFです。この期間に持ち込むのがおすすめです。
靴の張り替え作業の来店者は、10月後半になると急増しますのでお早めに依頼すると、張り替え作業も早く1時間も待たずに受け取ることも可能です。
滑り止め張替え依頼・料金は？
シュリーの店のカウンターに靴を持ち込みます。カウンターの上に靴をのせて大丈夫です。
冬靴・滑り止め素材サンプルがありますので、その中からお好きなものを選びます。料金価格は税込です。
● GF（ガラス繊維）：ガラス繊維が凍結路面をグリップ
婦人前貼り 2,860円、カカト 1,870円
紳士前貼り 3,080円、カカト 2,750円
● 六角：雪道の定番
婦人前貼り 1,980円、カカト 1,210円〜
紳士前貼り 2,200円、カカト 2,090円
● スパイク：安心・安全の丸型ピン装着
婦人前貼り 2,640円、カカト 1,760円
紳士前貼り 2,750円、カカト 2,640円
前貼りだけにするか、カカトも張り替えるかを決めます。札幌出身の慣れた方は、前貼りだけでスタスタ歩いて行きますけど、慣れてないなら両方張り替えた方が良いとアドバイスをいただき両方を張り替えることにしました。
10月中旬の平日お昼前に持ち込み、待ち時間は40分でした。意外に早く出来上がるので驚きました。
靴底張り替え前の残念な靴底。かかとがすり減っています。これだと冬場かなり滑ります。
張替え後。見た目は美しくはないですがね。これで滑りにくくなると思うとやってよかった！
シュリーの店のサービスメニュー
シュリーの店では、滑り止め張り替えの他に様々なサービスがあります。靴のクリーニング、傘の補修、合鍵、純正ディンプルキー、カバンの持ち手交換、ファスナー交換など。
愛用品を大切に長く使用するためにぜひ利用したいサービスです。
シュリーの店パセオ店への行き方・店舗情報
今回利用したのは、パセオ店。店舗の場所は札幌駅直結のパセオイースト(paseo EAST)の１階。
※ パセオ営業終了のため、32年間に渡って愛されたシュリーの店パセオ店は残念ながら閉店しました。今後は他店舗をご利用ください。
札幌中心部でご利用の場合は、大通地下店が便利です。
パセオイーストのフロアマップ上の、右下一番端、札幌駅パセオ郵便局前がシュリーの店。
JR札幌駅改札側から歩くとこのような表示もあります。
● 住所：北海道札幌市北区6条西2丁目パセオイースト
● TEL：011-213-5323
● 営業時間：10:00〜20:00
● 定休日：元旦
● 公式サイト：シュリーの店
※ 営業時間やメニューは変更の可能性がありますので、店舗までご確認ください。
シュリーの店店舗一覧
● 本部店
● 大通地下店
● 東光ストア円山店
● イオン新さっぽろ店
● 西友手稲店
● 琴似店
※ 店舗の詳細については公式サイトからご確認ください。
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