北海道の北にある羊と農業のまち「士別市」の雲に手が届く丘・羊のテーマファーム『羊と雲の丘』。
広大な敷地内内の『世界のめん羊館』では、20種類のめん羊が飼育され、羊のえさやり体験、毛刈りショー、シープドックショーを楽しめます。
『めん羊工芸館 くるるん』では、羊毛を利用した工芸品製作体験も人気。放牧地に囲まれた丘の上のレストラン『羊飼いの家』では、ジンギスカンをはじめとする羊肉料理を楽しむことができます。
イギリスの牧歌的風景を思い出させる「羊と雲の丘」。北海道でも珍しい羊のテーマファームに訪れてみてはいかがでしょうか！
羊と雲の丘『世界のめん羊館』のアクセス、基本情報
● 札幌中心部から道央自動車道経由で約2時間20分
● 旭川から一般道で約1時間
● 「札幌駅」から「士別駅」JR特急で約2時間15分、駅からは士別ハイヤーの『さほっちタクシー』で500円
士別駅から羊と雲の丘連絡タクシー『さほっちタクシー』：事前に予約すると500円で利用できます。
住所：北海道士別市西士別町5351
TEL：0165-22-2991
営業時間：9:00〜18:00（4月〜9月） 9:00〜16:00（10月〜3月）
※ コロナ感染症対策のため当面の間 9:00〜15:00 に短縮されています。
定休日：年末年始（体験工房は水曜日）
駐車場：有り（無料）
世界のめん羊館入館料：大人200円、小・中学生100円、未就学児無料
公式サイト：羊と雲の丘
※ 営業時間、ショーの時間や開催日は変更の可能性がありますので公式サイトでご確認ください。
世界のめん羊館で餌やり体験
羊と雲の丘の敷地内に入ると、こちらの建物が正面に見えてきます。駐車場は建物の前。
正面には、牧草ロールで作った大きなサフォーク羊。使用後は、羊さんたちのえさになるそうです。
建物左手の入口から『世界のめん羊館』へ。
入場券はこちらの券売機で購入します。
餌やり体験希望の方は、入館前の受付で餌を購入します。1袋100円。
受付の羊毛を使った小物がかわいい！まさにショーン！仔羊の角のキーホルダーがありました。
受付でチケットを渡して入場します。作業中で受付にスタッフがいない場合は、入場券を持ったまま入ります。
見学通路は円形になっています。見たことのない羊たちが顔を覗かせています。
イギリスの種「ジャコブ」。角は通常２本ですが、まれに４本のものがいるそうです。
角があり危険な羊は『危険』というサインが貼られているので、エサをあげたり触ったりできませんのでご注意を！
こちらもイギリスの種「マンクスロフタン」。茶色の顔と足には毛がなく角が2本または4本。6本あることも。いったいどこに？
こちらもエサやりは危険なのでできません。
士別で最も多い品種イギリスの「サフォーク」。羊のショーンでおなじみですね。おとなしくて可愛い。
エサやりは手でつまむのではなく、手のひらにのせてあげるのですが、慣れてないとなかなか勇気がいるものです。
羊の見学通路を出ると「体験コーナー」へ。
様々な種類の羊の毛を触ってみることができます。同じ羊の毛なのに、手触りがずいぶん違うことに驚きです。
羊牧場にかかせない道具。
羊のサポちゃん。こちらで日替わりのスタンプを押せます。
めん羊工芸館「くるるん」で羊毛を使った工芸体験
士別産の羊毛を使用した、編み・織り・フェルトなどの体験と羊毛製品販売の工芸館。
入口には羊毛を使った大作が飾られています。全て羊毛で作られているなんて！
羊毛を使用した製品が並びます。髪ゴムやストラップ、キーホルダーなどお手頃なものも多数。
工芸体験は30分コースと60分コースの簡単なものから、セーターやマフラーなどの何日もかかるものまで。
木製の機織り機での作業。
工芸体験はこちらの工房のテーブルで。
お手軽30分コースの「型抜きチクチククラフト」ブローチを選択。こちらのコースでは、型抜きを使い、クリップ、ストラップ、マグネット、ブローチに加工できます。
体験料400円、針代100円と消費税で550円でした。針は持ち帰りできるのでご自宅でもさらに楽しめます。
まずは、フェルティングニードル（針）の使い方を教えてもらいます。
木の型の中にふわふわの羊毛を入れ、ニードルでちくちく刺していきます。
不思議不思議、羊毛が型通りの形に形成されていきます。小学校低学年の子供でも、説明通りに作業するとうまくできました。
黒い羊毛をニードルで刺して顔と足をとりつけて完成！記念撮影。30分はかかりませんでした。
羊毛の色、風合いがたまらなくかわいく大満足。
レストラン 羊飼いの家
世界のめん羊館から車でさらに丘を登っていくと、見晴らしのいい場所に『レストラン 羊飼いの家』があります。
大自然に囲まれたレストラン、見晴台、ショップがあります。
サフォークラムを使用した料理を中心に様々な料理を楽しむことができます。お子様でも楽しめるキッズランチやカレーライスも。
ラム焼肉定食 1,350円、ジンギスカン定食 1,350円、士別産牛ステーキ丼 1,200円など。
価格帯は、600円から1,300円前後。
レストランの見晴台からは放牧地を見渡すことができます。天気の良い日には、すぐそばで羊を見ることができます。
まとめ｜羊と雲の丘で羊たちと触れ合おう
北海道の北にある羊と農業のまち士別市の『羊と雲の丘』をご紹介しました。
広大な敷地内の『世界のめん羊館』では、20種類のめん羊が飼育され、羊のえさやり体験、毛刈りショー、シープドックショーを楽しめます。
『めん羊工芸館 くるるん』では、羊毛を利用した工芸品製作体験、レストラン『羊飼いの家』では、ジンギスカンをはじめとする羊肉料理を楽しむことができます。
イギリスの牧歌的風景を思い出させる「羊と雲の丘」、子供から大人まで楽しめます！
▽関連記事
