プールで泳ぐゾウを見たことありますか?あの大きな体で水の中で遊ぶ姿を円山動物園で見られるかもしれません。
札幌市円山動物園に2019年3月、ゾウ舎がオープンしました。ミャンマー連邦共和国からアジアゾウが4頭到着し、一般公開されています。
2007年にゾウの花子が亡くなって以来、11年ぶりにゾウが札幌にやってきました。「こんなゾウ舎、他に見たことない!」と誰もが新しいゾウ体験をすることができます。生き生きとしたゾウの姿をぜひ見にきてください!
- 円山動物園ゾウ舎ってどんな施設?
- 円山動物園のゾウをご紹介します
- 円山動物園ゾウ舎をご紹介
- 札幌円山動物園の休憩所
- 札幌円山動物園へのアクセス、基本情報
- まとめ|見たことのないゾウの姿を見られる必見の施設
円山動物園ゾウ舎ってどんな施設?
冬でも水浴びができる屋内プールもあり、ゾウが一年中イキイキと過ごすことができる環境を備えた国内最大級の施設となっています。
ゾウ舎の施設概要
ゾウ舎は屋外放飼場、屋内放飼場の2つのエリアがあります。さらに、屋内放飼場は陸のステージ、水のステージ、トレーニングゾーンなどがあり、様々な場所から、違う姿のゾウを観察することができます。
ゾウ舎の特徴
・ゾウは砂浴びを好むことから、屋外、屋内ともに大量の砂を敷き詰めています
・屋内にも屋外にも水浴びのできるプールがあります
・屋内プールからは水中のゾウの様子を観察できます
・トレーニングエリアではゾウのトレーニングの様子を間近で見ることができます
ゾウを観覧できる時間帯
・夏期:10時頃〜15時30分
・夏期以外:11時頃〜15時30分
円山動物園のゾウをご紹介します
ミャンマー連邦共和国から2018年11月30日に来園した4頭のアジアゾウたちをご紹介します。
・シュティン:メス(母)28歳、1991年4月28日生まれ
・ニャイン :メス(子)6歳、2013年5月12日生まれ
・パール :メス 15歳、2003年9月12日生まれ
・シーシュ :オス 10歳、2008年8月4日生まれ
円山動物園ゾウ舎をご紹介
屋外放飼場
大きなプールに開放的な空間。こんな広いゾウ舎見たことがありません。ゾウものびのびと過ごしているように見えます。
岩の上から流れている水を鼻でためて吹き出していました。
上からぶら下がっている餌をもぐもぐ。こんな姿も近くで見ることができます。
こちらは、のぞき窓。近くにゾウがいたらチャンスです。
オスのシーシュはメスとは壁を隔てて飼育されています。
左下の鼻が見えるでしょうか?オスのシーシュが壁の隙間からメスの飼育場に鼻を覗かせています。
あれ?お尻に星のマークが。ゾウのふるさとミャンマーではゾウにマークや番号をつけて管理をしています。大人3頭はミャンマーでしっかり管理されていたので、星のマークがついています。ニャインはミャンマーにいた頃はまだ小さかったため、番号はついていません。
こちらの入口から、ゾウ舎屋内放飼場に入ります。
屋内放飼場
屋内放飼場もこの広さです。砂もふかふかに敷かれていて、冬でも快適に過ごせそうです。上からミストが降り注ぐ装置もあるそうです。
ゾウさんと背くらべ!
こちらは、2階の『陸のステージ』。じっくりゾウを観察することができます。レクチャーも実施されるようです。
仲良く3頭で寄り添っています。それにしてもよく食べますね。
水のプールにやってきて水を鼻でブシューっと出して遊んでいます。
実物大のゾウの頭が埋まっています!?
続いて1階の水のステージへ向かう階段。エレベーターも完備。ベビーカーや車椅子でも安心です。
あー!天井からゾウの下半身が!
2階のゾウの足だ!!
ゾウさんのタッチシアター。壁一面の大きな画面に触れると、様々なゾウの情報が現れたり、ゾウの声が聞こえます。
様々な展示でゾウのことを詳しく学べる工夫がされています。
なるほど、こんな量ですか。
あちこちにあるクイズでもゾウのことをお勉強
めくると解答が。
大きなガラス窓の『水のステージ』。ゾウの水中での様子をじっくり観察できますね。泳ぐゾウ、見れたら最高!
『トレイニングゾーン』に向かう通路も広々。
木の板を積み上げた温もりある椅子に座って。
健康管理のために日々トレーニングしているそうです。
こちらでは、直接ゾウ舎には入らず柵を隔てた状態でゾウに接し準間接飼育を行っています。
専用の扉からゾウに足や耳を出してもらい、健康観察をするトレーニングはこちらから。
好奇心を刺激し、時間をかけて餌を探すための工夫が見られます。奥の丸い穴から鼻を出して餌を見つけるようです。
トレーニングは順調なようですね。飼育員さんを察してか、すぐにゾウが近づいてきています。その後、すぐに2頭とも反対側にある3番の飼育室に小走りに入ってしまいました。
札幌円山動物園の休憩所
園内には休憩や持参したお弁当を食べることができるスペースがたくさんあります。レストランもたくさんありますが、お弁当をもってきてもいいですね。
休憩エリア | 席数 |
---|---|
動物科学館 | 約20名 |
動物園センター情報ホール | 約15名 |
第一レストハウス | 約150名 |
展望レストハウス | 約30名 |
エゾジカ・オオカミ舎2階 | 約25名 |
アフリカゾーン キリン館2階 | 約50名 |
札幌円山動物園へのアクセス、基本情報
● 地下鉄円山公園駅から 徒歩15分
● 地下鉄円山公園駅から JRバス 動物園線(円15)、荒井山線(円14)で5分
● 地下鉄円山公園駅から タクシーで5分
【入園料】2020年4月1日改定
年間パスポート(高校生以上):2,000円
大人:800円
高校生:400円(生徒手帳などの在学証明書提示が必要)
小人(中学生以下):無料
団体(30名以上):720円
【駐車場】
大型車:1,200円
中型車(マイクロバス):1,000円
普通車:700円
二輪車:100円
【開園時間】
3月1日〜10月31日:9:30〜16:30(最終入園16時)
11月1日〜2月末日:9:30〜16:00(最終入園15時30分)
【休園日】
● 毎月:第2、第4水曜日、8月のみ第1・第4水曜日
※ 祝日の場合は翌日
● 4月・11月:第2水曜日を含むその週の月〜金曜日
● 12月:29日〜31日
まとめ|見たことのないゾウの姿を見られる必見の施設
円山動物園のゾウ舎はゾウの暮らしのために様々な工夫がされています。今までに見たこともないような角度から、今までに見たことないゾウの生態を観察することができます。
タイミングさえ合えば、ゾウが泳いでいる姿を見ることができるかもしれません。ぜひ、円山動物園におでかけください。
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