長く休校が続く学校。子供達は、学校に行けず部活もできずに大きな犠牲を払っています。でも、家にいる時間が長いからこそわかってきたこともあります。
子供達がいかに自由がなく日頃生活していたか。子供達の探究心、ひらめきの潜在能力は凄まじいものがあること。時間に終われる子供達は、そんな素晴らしいものをしまいこんでいるのが日常でした。
学校がお休みだからこそ出来ることに、どんどん取り組んでいる我が家の子供達。学習漫画『実験対決』に触発され、火起こしにチャレンジ。火起こしチャレンジの様子と火起こしの方法をご紹介します。
火起こしチャレンジ『実験対決18』に触発されて
大人気の学習漫画『実験対決』。その18巻『植物の対決』では、実験クラブのメンバーが科学キャンプに出かけます。山の中でのキャンプを通して様々なことを学んでいきます。
葉脈のしおりを作ったり、柳の枝をヒモで編み込んで円筒形の魚を捕獲する道具を作製したり。食事の準備のために、マッチやライターなしで火を起こす方法を学びます。
この18巻からだけでも、たくさん学んで実際にやってみている我が子。魚の捕獲道具は柳が手に入らないので、工夫してペットボトルを利用し改良を重ねています。
▽学習漫画『学校勝ち抜き戦・実験対決シリーズ』についてはこちらの記事
一般的な火起こしの方法
キャンプなどに行った場合の代表的な火おこしの方法は
● 着火剤を使う
● 火起こし器を使う
● バーナーを使う
一番安全に初心者でも火を起こせるのは、「火起こし器を使う」方法だと思います。
着火剤・バーナーを使わない火おこしの方法
火を起こす道具作りの材料はこちら
● 長さ30㎝〜50㎝の棒2本
● 革のひも
● ナイフ
● くぼみのある木片
1 まず、1本の木の棒をナイフで削って窪みを作り、紐を結びつけ道具を作ります。もう1本の棒の先は尖らせる。
2 木片にナイフでV字の切れ込みを入れます。
3 木片の切れ込みに乾いた落ち葉を置いて、木の棒でこすります。
火起こしにチャレンジ|実際はかなり大変
まずは作った道具で火起こしに挑戦。これがなかなか難しい。下の板が動いてしまうのでうまく固定できません。
皮の紐ではなく、ビニールの紐を使用したため伸縮性がなかったのも難しかった理由かもしれません。
うっすらと煙が出ることがあるものの、火はつきません。
そこで、虫眼鏡を取り出して火を起こすことに。こうなったら、マッチやバーナー以外ならなんでもいいので火を起こしたい!
小学校の理科の授業で黒い紙を焦がす実験がありますが、その要領で太陽の光を利用します。
わりとすぐに煙が上がってきます。しかし、ここで安心はできません。ここから火種になるまでもっていくのがなかなか難しい。
何度も何度も失敗。ここまで煙が上がっても火種まで行かないこともあります。
ようやく火種ができました!この火種を薪に移して完成です。
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