石狩浜の豊かな自然を守り回復させ、次世代に遺していくための活動拠点として、2000年にオープンした『石狩浜海浜植物保護センター』。
石狩浜は、札幌中心部から車で45分の都市近郊にもかかわらず、生物多様性に富んだ海辺の自然が大規模に残された貴重な自然海浜です。
館内では、石狩浜の豊かな自然について学ぶことができ、体験イベント・クラフト作りも催されています。展望台からは石狩の海を一望でき、ハマナス再生園を散策することもできます。
※ 感染症対策のため、イベントは休止の場合があります。
石狩浜海浜植物保護センターのアクセス・駐車場など
● 札幌中心部から車で約45分
● 北海道中央バス「札幌バスターミナル」から「石狩」行きで約60分「石狩温泉前」下車
● 住所:北海道石狩市弁天町48-1
● TEL:0133-60-6107
● 開館時間:10:00〜16:00
● 休館日:火曜日(祝日の場合は、その翌日)
● 開館期間:4月29日〜11月3日
● 入館料:無料
● 駐車場:あり
● 公式サイト:石狩市ホームページ内海浜植物保護センター
石狩浜海浜植物保護センターの展示
1階の展示室では、石狩浜の海浜植物や生き物などをパネルや写真で紹介しています。
砂丘の植物に関する展示。砂丘の場所・風や砂の状態によって、育つ植物の種類が変化します。
石狩浜でひろえる貝殻の展示。石狩浜では、30種類以上の貝殻を見つけることができます。
保護センターから海岸まではすぐですので、こちらの展示を参考に貝殻ひろいも楽しめます。
ハマナス再生園と海浜植物観察園
石狩浜海浜植物保護センターは、「石狩浜ハマナス再生プロジェクト」の拠点です。苗の移植と地下茎伸長による自然増殖で、ハマナス彩る砂丘の風景を次世代に遺す活動をしています。
石狩浜周辺に生育する砂丘の植物をあつめた観察園。
ベンチも配置されているので、散策におすすめです。
様々な海浜植物が生息していますが、ハマナスは、6月初旬から赤紫色の花を咲かせ、8月には赤い実をつけます。
石狩を一望できる展望台
保護センターのシンボルとも言える展望台からは、石狩湾を一望できます。
展望台へは、1階の展示室から階段を上ります。
石狩浜から、手稲山、余市岳など遠くまで見渡すことができます。
窓には、見える山の名前などが書かれているので
絵と実物を合わせて、見渡してみるとどこに何があるのかわかりやすいです。
まとめ
石狩浜の豊かな自然を守り回復させ、次世代に遺していくための活動拠点として、2000年にオープンした『石狩浜海浜植物保護センター』をご紹介しました。
石狩浜は都市近郊にもかかわらず、生物多様性に富んだ海辺の自然が大規模に残された貴重な自然海浜です。
館内では、パネル展示などで石狩浜の豊かな自然について学ぶことができ、体験イベント・クラフト作りも催されています。展望台からは石狩浜を一望でき、ハマナス再生園を散策することもできます。
無料で利用できますので、石狩浜の自然にぜひ触れてみてはいかがでしょうか。
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