iPhoneのカメラの画質の向上にともなって、iPhoneメインで写真や動画を撮る方が多いのではないでしょうか。
溜まる一方の写真・動画がストレージを圧迫し、「新しくアプリを入れられない!」「アプリのアップデートができない!」なんてことがあります。
アンドロイドであれば、SDカードを挿入して対応することができますが、iPhoneはそうはいきません。
iPhoneの空き容量が少なくなった時の対処法、iCloud写真、Googleフォト、Amazonプライムフォトなどのクラウドサービスを比較してご紹介します。
Apple・Google・Amazonのクラウドサービス比較
AppleのiCloud写真以外は、アンドロイドに対応しています。
iCloudは5GBまで、Googleフォトは15GB、Amazonは5GBの容量まで無料で使用することができます。
写真をあまり多く撮らない方は、Googleフォトの容量無料分で十分対応できるのではないでしょうか。
AppleのiCloud写真 | Googleフォト | Amazon Prime Photos | |
---|---|---|---|
対応端末 | iOS/Mac/PC | IOS/Mac/PC/Android | IOS/Mac/PC/Android |
写真品質 | オリジナルデータ、RAWデータ保存 | 1600万画素以下の写真、フルHD(1080p) |
オリジナルデータ保存、 RAWデータ保存 |
動画保存 | オリジナルデータ保存 | 1ファイル10GBまで(自動的に圧縮) | 1ファイル5GB |
無料容量 | 5GB | 15GB | 5GB |
月額料金 | 5GB:無料 | 1GB:無料 | 5GB:無料 |
50GB:130円 | 100GB:250円 | 100GB:250円 | |
200GB:400円 | 200GB:380円 | 1TB:1,300円 | |
2TB:1,300円 | 2TB:1,200円 | Amazonプライム会員は無料で無制限(プライム会員月額500円) | |
10TB:6,500円 | |||
20TB:13,500円 | |||
30TB:19,500円 | |||
公式サイト | Apple | Amazon |
筆者はブログ関連でもプライベートでも写真をたくさん撮るので、これまでGoogleフォトを利用してきました。2021年6月から容量が無制限ではなくなったことから、15GBまでの容量では少々こころもとないです。
そこで便利なのが、Amazonプライムフォトです。筆者はすでにAmazonプライムの会員ですから、これを利用しない手はありません。
Amazonプライム会員であっても、Amazon購入の商品の無料配送、映画配信、音楽配信でしか利用していないという方も多いのではないでしょうか。これを機に写真の保存先を見直してみてはいかがでしょうか?
アマゾンプライム会員になると、月額500円(年額4,900円)でお得がいっぱいです。
● 配送無料
● Amazon Drive(クラウドストレージサービス)
● 映画配信
● 音楽配信
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AppleのiCloud写真
iCloud写真の概要
iCloud写真は、撮影した写真やビデオをiCloudに自動保存してくれます。いつでも好きな時に、他のデバイスからでも写真を閲覧・管理できます。
写真削除や編集内容は、iCloud写真を使用しているすべてのデバイスに反映します。つまり、1台のデバイスで写真やビデオを削除すると、すべてのデバイスから削除されます。
Apple IDを持っていると無料で利用できますが、容量が5GBまでと少ないです。有料のiCloudストレージプランにすると容量を増やせます。そのうち、200GBと2TBのプランは家族と分け合うことができます。
iCloud写真の写真保存方法(iPhone、iPad、iPod touch)
① Apple IDを使ってiCloudにサインインしていることを確認。
② 「設定」>「[ユーザ名]」の順に設定。
③ 「写真」をタップし、「iCloud写真」をオンにする。
Googleフォト
Googleフォトの概要
Googleアカウントを持っている人なら、誰でも無料で利用できる写真のクラウドサービス。以前は容量無制限で使用できましたが、2021年6月から15GBまでの容量が無料対象となります。
2021年6月1日より前に高画質またはエクスプレス画質でバックアップした写真と動画は、Googleアカウントの保存容量に含まれません。つまり、6月より前に保存したものはノーカウントということです。
無料の保存容量の中には、同アカウントで使用するGoogleドライブ、Gmailで使用する容量も含まれるので注意が必要です。
Googleフォトの写真保存方法
① iPhoneに「Googleフォト」アプリをインストール。
② 写真へのアクセス・通知を設定。
③ バックアップオプションの選択。
画質は「高画質」を選択。元の画質を選択するとサイズが大きくなります。圧縮した高画質を選択しても、変化はほとんどわからないほどです。
「Wi-Fiを利用できないときはモバイルデータ通信を使用する」をオフにする。無駄なデータ通信を防ぐためにおすすめです。
④ Wi-Fi環境下であれば、ここまでの作業で自動でバックアップが開始されます。次回からは、アプリを起動することで自動でバックアップします。
※ 自動アップロードのオンオフは、Googleフォトの設定から変更できます。
Amazonプライムフォト
Amazonプライムフォトの概要
Amazonが提供しているクラウドストレージサービス。プライム会員(年会費4900円)は容量無制限の写真ストレージを利用できます。プライム会員でなくとも、Amazonを利用している方は5GBまで無料で利用できます。
ファミリーフォルダを使用すると最大5人まで写真やビデオを共有することができます。いつでも好きな時に、他のデバイスからでも写真を閲覧・管理できます。
画像認識を使用して、人、場所、モノ別に写真を検索してくれます。
プライム会員は容量無制限のフォトストレージと5GBのファイルストレージを利用できます。
Amazonプライムフォトの写真保存方法
① アプリ「Amazon Photos」をダウンロード。
② Amazon Photosアプリを開き、Amazonアカウントでログインする。
③ アップロードの設定をする。
「自動アップロード」は初期設定でオンになっています。自動的にアップロードして欲しい人は、そのままで。
「Wi-Fiが利用できないときに携帯データを使用します」は、無駄なデータ通信をしたく無い人はオフのままで。
④ 「写真へのアクセスを許可」をタップする。
⑤ 「通知をオンにする」「許可しない」のどちらかをタップする。
アップロードステータスの通知などが必要ない場合は「許可しない」を選択。
⑥ 「自動アップロード」を選択した場合は、アップロードが自動的に開始されます。
すでに数百枚の画像が保存されている場合、アップロード完了までに時間を要します。筆者は、22個のビデオと700枚以上の写真があり20分ほどかかりました。
画面上部の「◯件のアイテムをアップロードしています、、、」をタップすると「夜間アップロード」を選択することもできます。昼間に時間がない方は、こちらの利用をおすすめします。
⑦ ビデオのバックアップ設定の「オンオフ」を切り替える。
ビデオストレージは、プライム会員であっても5GBまでなので「自動保存」の設定では容量が足りなくなる可能性があります。多くビデオを撮る方はビデオををオフ設定にすることをおすすめします。
アマゾンの矢印のロゴをタップし、「設定」→「アップロードの設定」→自動保存「ビデオの保存」をオフにする。
⑧ Amazonプライム会員でない方は、アップグレードの手続きをする。
プライム会員でない方は、写真・ビデオを問わず無料のストレージは5GBまでです。さらにストレージが必要な場合は、アップグレードの手続きをします。
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