札幌の街を歩いていると見かける「だし」の自動販売機。初めてお目にかかった時には、二度見してしまいました。「麦茶?え!だし!!」という驚き。
「だし道楽」という500mlのペットボトル入りだしが2種類、自動販売機で販売されています。「だし道楽」は、広島県の瀬戸内海に浮かぶ江田島にある小さな醤油屋さんから生まれた万能調味料です。
穏やかな瀬戸内海の気候の中作られた「だし道楽」。奥が深いプロの味をお手軽に再現できる「だし」のお味と販売場所をレポートします。
素材を丸ごと入れ熟成させた「だし道楽」
「だし道楽」とは、広島県の小さな島「江田島」にある二反田醤油が製造する万能調味料です。
穏やかな瀬戸内海の気候の中、国内産の厳選素材を使用し、醤油製造の製法を元に作られています。
ペットボトルの中に長崎県平戸産の炭火焼あごを丸々1匹入れ、熟成させることで素材そのものの旨味と風味をしっかりと出しています。
ひとつひとつ手作業で製造しているため、1日に製造できるのは約3000本と貴重なものとなっています。
2007年から自動販売機での販売を開始し、全国幅広い地域で人気となっています。
自動販売機で購入できる「だし道楽」は2種類
札幌の自動販売機で購入できる「だし道楽」は2種類。
だし道楽 焼きあご入り(500ml)。お値段は、700円。
長崎県近海で獲られる「とびうお」のことをこの地方では「あご」と呼びます。
炭火で焼いた「焼きあご」を薄口醤油をベースにペットボトルの中に丸々1匹入れ熟成させています。上品であっさりとした甘味と旨味を感じられる万能調味料です。
あご丸々一匹が見える衝撃のビジュアル。昆布も一緒に入っています。
中の魚は取り出して、鍋に入れもう一度だしをとったり、オーブンでこんがり焼き、粉末にしてふりかけにして楽しむことができます。
普段利用することの多い、「ヤマサの昆布つゆ 白だし」の栄養成分と比較してみると。
【ヤマサ白だし】100ml当り
エネルギー:63kcal、たんぱく質:2.2g、脂質:0g、食塩相当量:11.5g
【だし道楽】100ml当り
エネルギー:142kcal、たんぱく質:4.9g、脂質:0g、食塩相当量:15.5g
だし道楽PREMIUM 焼きあご・宗田節入り(500ml)。お値段は、700円。
「焼きあご」と、黒潮のぶつかる四国最南端の地で獲れるコクと薫り豊かな「宗田節」を入れたプレミアムなだしです。
「だし道楽」のおすすめの使い方
他の調味料を加えることなく、「だし道楽」だけで本格的な味に仕上がります。
【うすめて調理】
● うどんだし:だし道楽1に対して、7〜8倍
● 炊き込みご飯:だし道楽1に対して、6〜7倍
● 煮物:だし道楽1に対して、7〜9.5倍
● 鍋物:だし道楽1に対して、9倍
● おでん:だし道楽1に対して、11〜12倍
● お吸物:だし道楽1に対して15倍
● だし巻き卵
【そのまま調理】
● 卵かけごはん
● 釜玉うどん
● 冷ややっこ
【隠し味に利用】
● パスタ
● 味噌汁
● 炒め物
「だし道楽」自動販売機設置場所
札幌市内の「だし道楽」自動販売機設置場所は4か所。
三井のリパーク「札幌北3西2」
三井のリパーク「札幌北1西5第2」
三井のリパーク「札幌南1西7」
取扱商品:焼きあご入り、宗田節入り
三井のリパーク「札幌南2東2」
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