札幌市北区の北海道大学は観光コースに組み入れられるほど、世界中からの観光客に人気のスポットとなっています。
その中で、北海道大学総合博物館を今回はご紹介します。2015年〜2016年に1年3ヶ月もの期間をかけリニューアルしました。2018年度の来館者が22万人を超える人気となっています。
それほど多くの人を惹きつけるとは、どんな博物館なのでしょう。
- 北海道大学総合博物館へのアクセス、基本情報
- 北海道大学総合博物館までの歩き方
- 北海道大学総合博物館の館内
- 北海道大学総合博物館の展示物
- 北海道大学総合博物館の建物はここが素晴らしい
- まとめ:北海道大学へ観光に行こう!北大総合博物館は好奇心を刺激される大人も子供も楽しめる博物館
北海道大学総合博物館へのアクセス、基本情報
住所 | 札幌市北区北10条西8丁目 |
電話 | 011-706-2658 |
最寄り駅 | JR札幌駅北口より10分 |
開館時間 | 10:00〜17:00 |
10:00〜21:00(6月〜10月の金曜日のみ) | |
休館日 | 月曜日、12月28日〜1月4日(月曜日が祝日の場合翌平日) |
入場料 | 無料 |
駐車場 | なし |
駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。地下鉄南北線周辺に数多くあります。20分200円がこのあたりのコインパーキングの平均的な料金です。
博物館見学の所要時間は1時間30分はみておいたほうがいいと思います。1時間30分でもじっくりとみることは出来ないと思いますので、スケジュールはゆったりと組んでおいた方がいいと思います。
北海道大学総合博物館までの歩き方
北9条の北海道大学正門から入って歩いて行くと、こんな素敵な光景が目の前に。食事をしたり、ゴロゴロしたり、川のせせらぎをみながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。
ここにじっと座っているだけで、北海道って素晴らしいなと感じることができます。北大生っていいですね。
せせらぎの向こうに、クラーク博士の胸像があります。ここでも記念撮影ですね。
クラーク博士を目印に、右折して進んでいきます。
クラーク博士を後にし進んで行くと、こちらの誘導灯が現れます。この誘導灯が総合博物館の目印です。
北大の学生たちがデザインしたこちらの誘導灯は、高さ1.5mで道産材トドマツを使用しています。釘を使わずに木の棒を穴に入れて組み合わせる「だぼ」という技法を使用しています。
日が暮れると太陽光を使った照明が自動点灯し、夜間に訪れる人を温かく迎えてくれます。
このエントランスを入っていきます。
北海道大学総合博物館の館内
エントランスを入るとこのレトロなドアがお出迎え。リニューアルにともないバリアフリーとなっています。エレベーターもあります。
こちらは総合博物館を形どった募金箱。入場無料となっていますので、募金、寄付によってこの博物館は支えられています。
こちらの箱の上にコインを入れると、
募金箱が動き始めます。音楽とともに、窓に恐竜が現れます。まるで映画ナイトミュージアム。ちなみに6月〜10月の金曜日は夜のミュージアムを体験することができます。昼間とは違った体験ができるかもしれませんね。
最後にクラーク博士が現れ、"Boys, be ambitious!"の声が!クールです。
北海道大学総合博物館の展示物
1階は「北大の歴史」と「北大のいま」をテーマに展示されています。
北海道大学の前身である札幌農学校以来の歴史が展示されています。新渡戸稲造、内村鑑三などの名前も出てきて、興味深いです。
2010年のノーベル化学賞を受賞した鈴木章名誉教授の研究を紹介する展示があります。
ノーベル賞授賞式の招待状、ノーベル博物館で販売されているノーベル賞メダルチョコレート、ノーベル賞レセプションカトラリーに加え、ノーベル賞のメダルと賞状も展示されています。
賞状をみて驚いたのは、左側に綺麗な絵が描かれ、右側の文章ははカリグラフィーでカラフルに手書きで書かれているようでした。美しいです。
ホッキョクグマが現れました。あまりの大きさに驚きました。何トンあるのでしょうか。こんなクマに出会ったら、ひとたまりもありませんね。すごい迫力!
北大について、北海道についてなどの4種類のジャンルと難易度を選べるクイズ機がありました。このような参加型の展示も多数あって、子供達は飽きることがなく楽しめます。
クイズを終了すると、クーポンが印刷され出てきます。こちらのクーポンはミュージアムカフェで食事をすると、フード1点につき紅茶、ウーロン茶の1点をサービスでいただけます。
ミュージアムカフェについては北大博物館のカフェ「ぽらす」で一息ついて、極上のソフトクリームを!をチェック!
こちらはChapitというおしゃべりロボット。会話をしたり、クイズを出したり、歌を歌ったりします。
2階に上がると、こちらのクマがいきなり現れビックリさせられます。
子供が一番の歓声をあげたのはこちらのマンモスを見た時です。天井まで届くその大きさに圧倒されます。本当にいたんですね、こんなに大きなマンモスが。こちらの毛は馬の毛を使用して再現しているそうです。
台の上や引き出しの中に展示されている化石たち。この化石を実際に触ったり、虫眼鏡を使って観察することができます。磁石にくっつく石を探したり、子供の探究心を刺激します。
恐竜の展示は人気の展示ですね。はるか昔へのロマンを感じます。
北海道大学総合博物館の建物はここが素晴らしい
北大総合博物館として使用されている旧理学部本館の建物は、モダーン・ゴシック風の建物で、1929年11月に完成。北大構内にある鉄筋コンクリートの本格的建築としては最も古い建物です。
正面玄関から入ると中央に3階まで吹き抜けの白天井のドームになっていて、「アインシュタイン・ドーム」の愛称で親しまれている。この吹き抜けを囲むように、天井近くの白壁に大きなとう陶板製のレリーフが4方の壁にはめ込まれています。
3階から1階まで陽の光が射すこの構造の美しさ。素晴らしい建築物ですね。
まとめ:北海道大学へ観光に行こう!北大総合博物館は好奇心を刺激される大人も子供も楽しめる博物館
北海道大学総合博物館は北大の歴史からこれまで蓄積してきた研究の資料とこれからを知ることができる必見の博物館です。子供も大人も楽しめる、参加型のしかけも多数あります。これらの展示が無料で見られるなんて信じられません。お見逃しなく!